マーケティングの視点から見る着実に成果を上げるWEB戦略の方向性とは？

2019年 4月4日マーケティング投稿者：ハルリ

ハルリにご相談いただく会社様は、成果が出ている会社様よりも、成果が出ていない会社様の方が多いので、成果が出ていない状態から成果が出るようにするという機会が多いです。

お客様のホームページなので、冒険するようなことはせず、手堅く着実な方法で成果が出るような戦略を行っています。

そのため、ハルリにご依頼いただいて、成果が出るようになったお客様はたくさんいらっしゃいますし、中にはホームページのリニューアルとWEBコンサルティングをさせていただいて、WEBが業界一位にまでなったお客様もいらっしゃいます。

このように、適切なWEB戦略をすれば、きちんと成果が出るのですが、WEB戦略の方向性がずれていて、成果に結び付いていない会社様も多いので、今回はマーケティングの視点から見る着実に成果を上げるWEB戦略の方向性について書きたいと思います。

マーケティングの視点から現在のWEBを分析する

マーケティングの理論で「製品ライフサイクル（PLC：Product Life Cycle）」というものがあり、製品には導入期→成長期→成熟期→衰退期と4つのステージがあるという理論です。

それぞれのステージで有効なマーケティングは違い、WEB全体を一つの製品として考えて、製品ライフサイクルに当てはめて考えると、WEBはかなり前から成熟期に入っています。

導入期

導入期は、製品が販売されて、市場に浸透していく時期です。ライバルは少ないですが、まだ製品の認知度が低いため、市場は小さく、認知度を上げるためのコストが掛かります。

WEBに置き換えると、インターネットが始まった当初は、まだ一般的ではなかったため、一部の人しか利用していませんでした。ライバルがほとんどいない状態なので、導入期と次の成長期の初期は、ただホームページを持っているだけで利益を得ることができました。

成長期

成長期は、製品の認知度が上がり、どんどん市場が拡大していき、ライバルも次々と参入してきます。ライバルは増えていきますが、市場も拡大するので、後から参入した企業も利益を得ることができます。

WEBに置き換えると、次第にインターネットの利便性が認知されていき、爆発的に普及していき、市場が急速に拡大しました。ホームページを持つ企業が増えていったのもこの時期です。ライバルが増えていくため、競争が生まれ、次第にただホームページを持つだけでは利益が得られなくなっていき、SEO対策など競争を有利にする技術が求められるようになりました。

成熟期

市場の拡大が止まり、限られた市場の中でライバルとシェアを奪い合う状態になるので、競争が激化します。競争力を高めて、シェアの維持・拡大するためにコストが掛かります。

WEBの現在が正にこの状況で、インターネットを利用するのが当たり前になり、市場の拡大が止まりました。また、企業がホームページを持つのが当たり前の時代になっているので、ほぼ全ての業界で多数のライバルがいる状態になり、競争が激化しています。

成熟期のWEBで競争力を高めるのは質

成熟期を迎えたWEBは、競争が激化していますので、『ライバルとの競争に勝つ』ということが、とても重要になってきます。そして、ライバルとの競争に勝つために必要になるのが『質』です。

冒頭に書いた成果が出るようになったお客様にハルリが行ったのは、基本的に質を高めることです。ホームページのリニューアルで、ホームページを成果を出すために十分な質に向上させ、WEBコンサルティングで運営を成果を出せるだけの質に高めることによって、ライバルとの競争に勝つようになり、ホームページ・質共に業界トップクラスにまで質が向上したことによって、業界一位のWEBに成長したのです。

例えばSEO対策なら、今はSEO対策をするのが当たり前なので、どこのホームページもSEO対策をしています。ですから、SEO対策をしているかどうかではなく、SEO対策の競争に勝つために、ライバルよりも質の高いSEO対策が必要になってきます。

同様にWEBマーケティングなら、たくさんのライバルの中から自社を選んでいただかなくてはならないため、ライバルよりも質の高いWEBマーケティングが必要になってきます。