前回の記事『効果の高いホームページを作るにはどうすればいいか?①~ホームページで効果を出すための2つの要素』で、ホームページで効果を出すために、WEBマーケティングとアクセスの2つの要素が必要なことについて書きました。

そのため、新規顧客の開拓やお問い合わせを増やすなど、効果を目的としたホームページの場合、WEBマーケティングとアクセス数を増やすために、SEO対策が重視されます。

つまり、ホームページ制作・WEBマーケティング・SEO対策と、3つのスキルが必要になります。

それぞれ専門の会社がありますので、単純にそれぞれを順番に足していけばいいかというと、そうではありません。

ホームページの効果を追求していくうちに、それぞれを別の会社が受け持つことの弊害がわかり、結果的にホームページ制作・WEBマーケティング・SEO対策をワンストップで行うのが最も効果的で効率的なのがわかりました。

今回はWEBマーケティングとSEO対策を両立したホームページにするためにはどうしたら良いかについて書きたいと思います。

大事なのは高いレベルで両立させること

企業のホームページで、『WEBマーケティングとSEO対策を全くしていない』というホームページはほとんどありません。どこの会社のホームページも多かれ少なかれWEBマーケティングもSEO対策も行っているので、厳密にいえば両立させています。

しかし、低いレベルで両立させてもあまり意味はなく、高いレベルで両立させることが大事です。

WEBコンサルティングでは、効果が出ない原因をWEBマーケティングとアクセスで分析していきますが、効果が出ない原因はどちらかが足りないか、または両方足りていません。言い換えれるなら、WEBマーケティングとSEO対策が高いレベルで両立できていないから、効果が出ない訳です。

まずはとりあえずのホームページを作って、それからWEBコンサルタントを入れて改善を繰り返していく方法もありますが、はじめから高いレベルで両立したホームページにすれば、効率的で合理的です。

効率的で合理的にホームページを作れるように、最初から高いレベルでWEBマーケティングとSEO対策が両立したホームページを制作した方が良いというのがハルリの考えです。そのためのワンストップです。

高いレベルで両立させるならワンストップがベスト

効果の高いWEBマーケティング・SEO対策は設計段階から

トップページで何をどのように伝えるか、伝える順番、次にどのページに遷移して何を伝えるかといったコンテンツの内容や導線、ページの構成、伝わるデザインなど、効果的なWEBマーケティングを行おうとすると、自然と設計段階からWEBマーケティングが考えられています。

SEO対策も、見出しの付け方・テキストといった各ページのSEO対策だけでなく、より効果の高いSEO対策を行うためには、ページの構成・リンク構造など、ホームページ全体がSEO対策に適した形になるように設計されています。

つまり、WEBマーケティングもSEO対策も、効果の高いものは設計段階から行っているのです。

ホームページ制作・WEBマーケティング・SEO対策、それぞれ専門会社がありますので、順番に足していくことはできます。しかし、通常のホームページ制作会社はWEBマーケティングとSEO対策をある程度はできても、精通までしていることが少ないため、それらを考慮した設計のホームページにはなっていません。

そのため、その後のWEBマーケティング専門会社は設計から作り直すことになります。さらに、WEBマーケティングは考えられていますが、SEO対策まで考えた設計にはなっていないため、その後SEO対策専門会社はまた設計から作り直さなくてはいけなくなります。

当然、設計から作り直すのは、作業量が多くなるため、ちょっとした修正に比べてコストも高くなりますし、時間も掛かります。

冒頭で「単純にそれぞれを順番に足していけばいいかというと、そうではありません」と書きましたが、このように順番に足していくと、後から足すものを考慮されていない設計になっていることが多いため、設計からやり直さなくてはいけなくなり、無駄が多くなるからです。

こういったコストと時間の無駄を省けるようにと考えると、ホームページ制作とWEBマーケティング、SEO対策を全て行うワンストップが最適なのです。

トレードオフ(二律背反)の解消

ホームページの見出しは、WEBマーケティングにとって、キャッチコピーとして使われることが多く、SEO対策にとっても検索エンジンから重要視される非常に重要な部分なのですが、WEBマーケティングの観点からは良い見出しでも、SEO対策をするキーワードが入ってなく、SEO対策の観点では悪い見出しだったり、その逆の場合もよくあります。

このように、WEBマーケティングとSEO対策はどちらかを優先すると、もう片方が崩れてしまうトレードオフ(二律背反)の関係になることもあります。

両方を兼ね備えた見出しにするのがベストですが、無理矢理キーワードを入れると、SEO対策でのデメリットは解消されますが、すっきりとしたキャッチコピーにならなくなってしまうため、WEBマーケティングが損なわれてしまいますので、トレードオフを解消するのは簡単なことではありません。

どちらか片方しかわからなければ、それをすることでもう片方がどれくらい損なわれるかわからないため、両方を兼ね備えたものにするためには、WEBマーケティングとSEO対策の両方わかっていなければなりません。

トレードオフを解消して、最適なホームページにするためにも、ワンストップがベストなのです。

あとがき

ホームページ制作・WEBマーケティング・SEO対策をワンストップで行うメリット・ワンストップで行わないデメリットを考えた時に、圧倒的にワンストップで行う方がいいというのを少しでも多くの方に知っていただければと思い、今回2回にわたって書きました。

ハルリがワンストップで制作しているから、ワンストップがいいと言っているのではなく、これまでWEBで様々な経験をして、様々な困難にぶつかり、それでもさらに効果を高くすることを追及していった結果、ワンストップがベストなのがわかり、良いからこそお客様にご提供しています。

WEBで高い効果を出すためには、どういったホームページにして、どういった運営をすればいいか、成功法則のようなものがわかってきました。ビジネスですし、状況もお客様によって違いますので、確実とは言いませんが、再現性もかなり高いです。

ホームページ制作では、ホームページ自体を効果的なものにするだけではなく、完成後に運営が効果的になるように考えて、設計しています。

WEBコンサルティングもワンストップで行っているのは、ワンストップで行うことで、そのホームページのポテンシャルを最大に引き出すことができ、完成後にフォローさせていただくことで、先程の成功法則に着実に向かっていくためです。

WEBでの効果に伸び悩んでいる会社様、WEBをビジネスにもっと活用したいとお考えの会社様がいらっしゃいましたら、お気軽にハルリにご相談ください。