以前からコンサルティングは、良いアドバイスをするのはもちろんですが、客観的な視点が入るというのも、お客様にとって大きなメリットだと考えております。

お客様の業界のことはお客様ご自身が一番詳しいはずです。
しかし、ご自身の会社のことだからこそ、どうしても会社目線になりがちです。
そこで、コンサルタントの客観的な視点が必要になってくるのです。
目的としてはお客様へのアンケートと同じです。

先日お客様に「お客様にとっての当たり前がお客様にとっての当たり前ではない」という旨のお話をさせていただいたのですが、これは全ての業界にいえることだと思います。

WordPressでホームページを構築する際に、デザインやSEO対策、WEBマーケティングなどはもちろん大切なのですが、まずはセキュリティがしっかりしていないと、どんなに良いホームページでも意味がなくなるどころか、大きなデメリットとなってしまいます。

そこで今回は、私にとって当たり前のこと「Wordpressで構築したホームページで一番大切なのはセキュリティ」について書きたいと思います。

WordPressのセキュリティは内部と外部の2種類があります。

WordPressの内部セキュリティ

WordPressでホームページを構築することのメリットは、なんといってもWEBに詳しくない方でも簡単にいろいろなことができるようになることです。

だからこそ、同時にちょっとした操作ミスで、ホームページががらりと変わってしまう可能性も秘めています。

WordPressに詳しい方なら元に戻すことができますが、社内にWordpressに詳しい人員を常に用意しておくのは大変だと思います。

人的ミスを起こさないように気を付けるのはもちろんですが、ハルリは気を付けていても人的ミスが起こるものだという前提でWordpressを構築いたします。

お知らせの更新などしかできない日常業務用のアカウントと、全ての操作を行えるマスターアカウントに分けて、普段は日常業務用のアカウントをお使いいただきます。

日常業務用のアカウントは、お知らせなどしか操作することができず、最初からホームページを変えることができないため、人的ミスを防ぐことができます。

これには、余計な操作項目がなくなるため、操作がわかりやすくなるメリットも同時にあります。

WordPressの外部セキュリティ

WordPressのホームページをお持ちで、ホームページ部分のアクセス解析は見たことがあっても、管理画面のアクセスを見たことがない方がいらっしゃたらぜひ確認していただきたいのですが、Wordpressでホームページを構築して、少し有名になるだけで、毎日数百の不正ログイン攻撃を受けるようになります。

これがさらに有名になると、一日数千、数万という不正ログイン攻撃を受けるようになるかもしれません。

不正ログイン攻撃を受けても突破されなければ全く被害がないのですが、万が一突破されてしまうと、サイトの改ざんやコンピューターウイルスを仕込まれてしまうなどの被害が発生します。

自社のホームページが、コンピューターウイルスを媒介させていたということが一度起こってしまうと、大きな信用問題になってしまいますし、その汚名はWEB上にずっと残ってしまいます。

だからこそ、Wordpressの外部セキュリティ対策が重要なのです。

ハルリでは、Wordpressの構築の際だけでなく、ホームページ保守でも外部セキュリティ対策をしており、3段階のセキュリティをかけて、より不正ログインされないように対策を行っています。

今のところ、ハルリ所有のホームページ・保守契約をしていただいているお客様のホームページ、いずれも第一段階のセキュリティすら突破されておりません。

あとがき

もちろんデザインやSEO対策、WEBマーケティングはとても大切です。

しかし、誤った操作でホームページがおかしくなってしまったり、不正ログインされて改ざんやウイルスを仕込まれてしまっては、むしろマイナスとなってしまいます。

だからこそ、ハルリではまずはセキュリティをしっかり行うことを大切だと考えております。