お客様のご相談を受けていると、「SEO対策のやり方がわからない」「業者に依頼したけど、検索順位が変わらない」「なかなか上位まで上がってこない」など、SEO対策でお悩みのお客様もたくさんいらっしゃいます。

これまで、いろいろなキーワードで上位表示をしてわかったのは、SEO対策は、コツ(ノウハウ)と根気です。
これさえできればライバルが余程強いキーワードでない限り、上位表示できます。

そこで、今回はSEO対策で上位表示できて、しかもできるだけ手間やコストが少なく、最も速く上位表示できる『最短距離で上位表示する方法』をご紹介したいと思います。

理論を知るだけで終わらないように、できるだけ実践的にご説明できればと考えております。

SEO対策は大きく分けると2種類

まずは、SEO対策について簡単にご説明いたします。

「SEO対策」という言葉で一括りにされていますが、実際には内部対策・外部対策・更新頻度・サイト内ボリュームなど、たくさんの種類があって、それぞれやっていることが違います。

SEO対策を業者に依頼すると、外部対策を提案する会社もあれば、サイト内ボリュームを増やしましょうと提案する会社もあったり、また別のSEO対策を提案する会社もあり、どのように違うかわかりにくいですし、どの会社も効果があると説明するので、結局どれを選べばいいのかわかりにくいかと思います。
どれが一番効果があるかは、これまでにどのようなSEO対策をしてきているかによって変わってきます。

SEO対策は、ホームページを作る時にする「内部対策」と、ホームページを作った後にする「完成後の対策」の2種類に大きく分けることができます(「完成後の対策」は今回の記事をわかりやすくするための造語です)

内部対策

内部対策は、ホームページ自体を検索エンジンに強くするもので、地震対策に例えると、家自体を地震に強くする耐震設計のようなものです。
内部対策も後からすることができますが、家を建ててから柱を変えたり、土台をより頑丈にするのは大がかりな工事が必要になるのと同じように、内部対策も後からすると大がかりな作業になってしまうため、「ホームページを作る時にするもの」とした方がわかりやすいと思います。

ここ数年の傾向として、検索エンジンは内部対策を重視するようになってきています。
テストで例えるなら、5年前は正解しても1点しかもらえなかったものが、今年は同じ問題で10点もらえるようなものです。

内部対策は、やったらやった分だけ効果があるものではなく、やりすぎるとスパム扱いされてしまい、検索エンジンからペナルティを受けて、逆に検索順位が下がったり、最悪検索結果に表示されなくなる場合もあります。
実際に、過去に過剰な内部対策を行っていて、ペナルティを受けて検索順位が下がってしまい、適切な内部対策に修正したところ、検索順位が元に戻ったお客様もいらっしゃいました。

内部対策は、適切な方法と適切なバランスが大切です。

そして、良い内部対策ができていれば、後から追加や修正をする必要はないので、導入コスト以外掛かりません。

完成後の対策の特徴

内部対策以外は、全てホームページができてから行う対策全般です。

こちらも、正しい方法でなければ、検索エンジンからスパム扱いされてしまい、ペナルティを受けて、逆に検索順位が下がったり、最悪検索結果に表示されなくなる場合もあります。

完成後の対策は、やったらやった分だけ効果がありますが、追加するたびに手間やコストが掛かります。

検索順位が決まる仕組み

検索結果は、そのキーワードの中で、内部対策と完成後の対策を合わせた合計点が高い順に表示されていきます。
そのキーワードで合計点が1番高ければ1位、10番目に高ければ10位といった形で、合計何点取れば上位表示できるというものではなく、あくまでもライバルと比較しての順位です。
ですから、ライバルが強ければより多くのSEO対策が必要ですし、ライバルが強くなければそれほどSEO対策をしていなくても上位表示ができます。

ちなみに、アクセス数が多かったり、収益が見込めるキーワードほど、競争が激しく強いライバルが多くいて、アクセス数が少なかったり、収益に結び付きにくいキーワードほど、競争が弱く強いライバルが少ない傾向があります。

内部対策と完成後の対策を合わせた合計点が上がって、ライバルを上回ると検索順位が上がっていくので、内部対策を強化するか、完成後の対策をするか、または両方すれば、検索順位を上げることができます。

最短距離で上位表示させる方法

これまで様々なキーワードでSEO対策を行って、実際に検索順位を上げてきてわかったのは、最短距離で上位表示させる方法は、『最初に内部対策をしっかり行ってから、その後に完成後の対策を上位表示されるまで付け足していく』です。

手間もコストも時間も最もかからず、これ以上効率的な方法はありません。
その理由は、次の通りです。

しっかり内部対策するだけで上位表示できることもある

検索エンジンは年々内部対策を重視してるので効果が高く、きちんと内部対策をしただけで上位表示できることがあります

実際に、ハルリがSEO対策をして、競争の激しいキーワードで検索エンジンに引っ掛からない状態だったのが、しっかりと内部対策をしただけで上位まで順位が上がったケースがいくつもあります。
掛かった時間も内部対策をしてから、おおよそ3日~7日程度で、これ以上短期間で上位表示する方法は他にありません。
もちろんグーグルの指針に沿った内部対策をするので、ペナルティの心配もいりません。

完成後の対策だけで上位表示するとすると、数百~数千回、あるいはそれ以上しなくてはならず、手間もコストも時間も内部対策とは比べ物にならないほど掛かります。

『内部対策で順位を上げる手間とコスト』と『完成後の対策で順位を上げる手間とコスト』を比べると、圧倒的に内部対策で順位を上げた方が効率が良く、時間も短いです。

上位表示まで、完成後の対策は最低限で済む

内部対策だけで上位表示できるとは限らず、強いライバルがいるキーワードでは、内部対策だけでなく完成後の対策も必要になります。
その際、内部対策をしっかり行っておき、その後に上位表示されるまで完成後の対策を付け足していくやり方だと、完成後の対策は最低限で済みます。

仮に上位表示まで合計110点必要で、完成後の対策が一回につき1点加点されるとすると、はじめに内部対策をしっかり行って100点にしておけば、完成後の対策は10回で済みます。
逆に、内部対策をしっかり行われてなく、内部対策が10点しか取れていなければ、完成後の対策を100回しなくてはなりません。

完成後の対策が最低限で済むということは、手間やコスト、そして時間の節約になります。

次にすることが明確になる

内部対策がしっかりできていれば、これ以上内部対策をする必要がなくなるので、あとは完成後の対策を行っていくだけです。
次にすることが明確になり、完成後の対策だけに絞られることによって、今後の戦略がシンプルになるのも大きなメリットだと思います。

内部対策をする際の注意点

最も重要なのは業者選び

内部対策をする上で、最も重要なのは業者選びです。

内部対策SEO対策のノウハウや経験によって効果が変わり、100点の内部対策ができる制作会社もいれば、30点の内部対策しかできない制作会社もあります。
地震対策で例えると、人によっては震度7にも耐えられる家を建てられる人もいれば、震度2までしか耐えられない家しか作れない人がいるようなものです。

内部対策は制作会社が行うため、あなたの会社のホームページの内部対策は依頼する制作会社で決まります。
SEO対策は数値化できないのでイメージとして、元々50点の内部対策をしていて、55点の内部対策しかできない制作会社に依頼しても5点しか上がりませんし、30点の内部対策しかできない制作会社に依頼してしまうと、30点の内部対策になってしまい、逆に内部対策が悪くなってしまいます。

内部対策は質です。
ライバルに勝つからこそ順位が上がります。
 平均的な内部対策はライバルもやっていますので、引き分けることはできても、勝つことはできず、あまり意味がありません。
質の高い内部対策ができる制作会社を選ぶことが重要です。

あとがき

ハルリでしっかりと内部対策をして、順位が20位、30位上がることがよくあり、中には内部対策をする前は全然検索に引っ掛からなかったのに、内部対策後をしただけで突然一週間後に3位になっていたこともあり、作業をした私自身驚いています。
また、対策前後の順位を調査したホームページは全て順位が上がっていて、確実性も高いと思います。

しっかり内部対策をすれば、これだけ効果が高く、確実性も高いのに、実は多くのホームページはしっかりと内部対策ができていません。

ハルリでは、しっかりとした内部対策をするだけでなく、ペナルティの回避と効果が持続するように、検索エンジンの指針に則った高度なSEO対策を行っております。

ホームページの制作・リニューアルやSEO対策でお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にハルリにご相談ください。