検索エンジンのルールは目まぐるしく変化していて、数年前まで効果的だった方法が今ではペナルティの対象になることも少なくありません。

ネット上には、たくさんのSEO対策の情報がありますが、どの情報が正しいのか?どの情報が今でも通用するのか?を見分けるのは大変だと思います。

いろいろなサイトを見ていると、ペナルティに該当する行為だと知らずに昔のSEO対策を続けているサイトも多いので、今回は2015年現在のSEO対策の基本について書きたいと思います。

現在のSEO対策≒Google対策

日本で大手の検索エンジンといえば、Yahoo!、Google、Bingの3つで、日本では特にYahoo!、Googleがよく使われています。

普通の人はYahoo!で玄人はGoogleみたいな話があったり、Googleで検索することを「ググる」と言ってみたり、人によって好みの検索エンジンが分かれたり、用途によって使い分けたりと、いろいろありますが、日本での各検索エンジンの大まかなシェアは以下の通りです。
※時期や統計方法によって若干データに違いはあります
※()内はモバイル

  • Yahoo!…50%(55%)
  • Google…40%(35%)
  • Bing…5%(5%)

日本では昔からYahoo!のシェアが高くデスクトップ・モバイル共におおよそ半分のシェアを持っています。
次いで、Googleが40%、Bingが5%くらいのシェアです。

通常ならYahoo!・Google両方の対策が必要になってくるのですが、2010年の末頃からYahoo!はGoogleの検索エンジンを使用するようになりました。

つまり、Yahoo!=Googleなのです。

そのため、Googleはデスクトップ・モバイル共に約90%のシェアを持っていて、現在のSEO対策はGoogle対策と言っても過言ではありません。

ちなみに、世界的にもGoogleはデスクトップ・モバイル共に90%のシェアを持っていますので、海外に向けたホームページのSEO対策もGoogle対策が重要になります。