今のサーバーは、どこもきちんと表示されるので、良いサーバーでなくても、ほとんど問題が起きることはありませんので、違いがわからなければ、どのサーバーでも一緒だと考えると思います。

ただ表示されればいいのなら、どのサーバーでもいいのですが、WEBで効果を出すのなら、ホームページ、WEB戦略、WEBマーケティング、SEO対策、運営方法だけでなく、サーバーも重要な要素の一つです。

前回ドメインの管理について書きましたが、あまりホームページの保守に関することを書く機会がないため、せっかくなので、今回はサーバーについて書きたいと思います。

良いサーバーにするメリット

ページにアクセスして表示されるまでの時間を『ページの読み込み時間』というのですが、ページの読み込み時間は、ホームページの作りとサーバーの性能によって決まります。

つまり、全く同じホームページでも、サーバーによってページの読み込み時間が変わるのです。
容量が重いホームページなら、サーバーの違いで、ページの読み込み時間が数秒も変わります。

ページの読み込み時間が短くなると、次の2つのメリットがあります。

1、機会損失を減らす

ページの読み込み時間が長い(ページにアクセスして、なかなか表示されない)と、閲覧者がページを見るのをやめてしまう率(ページの離脱率)が上がります。
ページの読み込み時間が2秒長いと、離脱率が50%上がるというデータもあるほどです。

個人的な話ですが、私が見ているサイトで、サーバーが重くて、なかなかページが表示されないサイトがあって、コンテンツはおもしろいのですが、ページが表示されるまでに時間が掛かるため、何ページも見る気が起きません…(汗)
インターネット回線が進歩して、ホームページを見る端末も進化しているので、今はサクサク表示されることに慣れてしまっています。
そこで、なかなかページが表示されないと、ストレスになって、見る気をなくしてしまうのです。

もしも、あなたの会社で使っているサーバーが良くなかったら、せっかく魅力的な商品・魅力的なサービスを提供していたとしても、ページの読み込みに時間が掛かるせいで、ページを見てもらえず、商品・サービスの魅力を知ってもらえなくなってしまい、機会損失が発生してしまうのです。

それが、良いサーバーにすると機会損失が減るので、当然成約率も上がります。

今はスマートフォンでインターネットを見る人が増え、パソコンと比べるとスマートフォンはスペックが低いため、よりサーバーの速さは重要になってきていると思います。

2、SEO対策

現在日本で使われている検索エンジンの9割がGoogleです(Yahooも現在Googleの検索エンジンを採用しています)

そのGoogleが、ページの読み込み時間も評価の対象にするようになり、ページの読み込み時間が短いほど、高く評価されるようになりました。
つまり、ページの読み込み時間が短い(良いサーバーを使う)ほど、検索順位が上がりやすくなるのです。

しかも、通常全てのページを同じサーバーに入れるので、全てのページのSEO対策になります。

あとがき

良いサーバーにする意味について書きましたが、いかがでしたでしょうか。
大きなメリットは、『機会損失を減らす』と『SEO対策』です。

WEBはレバレッジの要素があって、アクセス数が5倍になれば、成約数が5倍になりますが、機会損失も5倍になりますので、アクセス数が増えれば増えるほど、良いサーバーにするメリットが大きくなります。

ホームページの保守料金は会社によって幅がありますが、サーバーの質を落とせば料金は安くできます。
どちらが良くて、どちらがダメという話ではなく、選択の問題だと思うのですが、ハルリでは機会損失を減らして効果を高め、SEO対策でも有利になった方がいいと考えているので、お客様に高速サーバーでの保守をご提供しております。

ホームページの制作・Wordpressの構築は、ハルリにお任せください。