最近なぜか「他社で制作したホームページの検索順位が下がった」というご相談が多く、原因を調べると、どれもgoogleのアップデートが原因でした。

これまでハルリが制作したホームページで、googleのアップデートで検索順位が下がったというお話を聞きませんので、影響を受けるホームページは少ないと思っていましたが、意外と多いようなので、2回にわたってgoogleのアップデートについて書きたいと思います。

念のため付け加えておきますが、現在Yahooもgoogleの検索エンジンを使っているため、検索エンジンのシェアの90％がgoogleなので、googleを基準に書きます。

googleのアップデートはどのようなものか？

googleは一貫して「検索品質の向上」と言っていて、つまり検索するキーワードに対して、より精度の高い検索結果を表示することを追及しています。

検索結果を順番に表示するために、一つ一つのページを評価していく訳ですが、その評価する基準が『アルゴリズム』と呼ばれるものです。例えば、「○○をしていたらプラス10点」「□□をしていたらマイナス5点」といった形で、googleのアップデートは、この『アルゴリズム』を改善することです。

アルゴリズムを改善することで、検索キーワードにより合ったページの順位が上がり、検索キーワードに合わないページの順位が下がり、検索品質が向上させています。また、悪質なSEO対策をしているページにはペナルティを与えるようにしていて、ペナルティを与えられたページは、検索順位が大幅に下がったり、100位以下の圏外にして、悪質なSEO対策を行うページを排除しています。

このアップデートは不定期に行われていて、アップデートをする毎に、SEO対策が複雑になり、同時にページにペナルティを課す基準も厳しくなっています。

googleのアップデートで、大幅に検索順位が落ちたり、前は検索エンジンに引っ掛かってたのに100位圏外になってしまったというホームページは、高い確率でこのペナルティを受けています。

あとがき

次回はgoogleのアップデートで検索順位が下がるホームページの特徴と回避するにはどうしたら良いかなどを書きたいと思います。