【一歩進んだSEO対策】構造化データ(リッチスニペット)の導入はもうお済みですか?で、構造化データについてご紹介しましたが、今後のホームページ運営で重要な要素になっていくかと思われますので、今回も構造化データについて書きたいと思います。

構造化データを使うと、より正確に検索エンジンにページの情報を伝えられるようになる

Googleのウェブマスター向け公式ブログを見ていると、スマートフォン対応やSSL化を推奨していたのと同じように、構造化データに言及する機会が増えています。

ウェブページの最適な日付を Google 検索に知らせるには

Google ではさまざまな要素に基づいて日付を判断しています。たとえば、ページ自体に読者にもはっきりとわかるように明確に記載されている日付や、サイト運営者が構造化マークアップで指定している日付などが挙げられますが、これらに限定されません。

(中略)

Google が正しい日付を選択できるように、サイト所有者やサイト運営者は次のことを行ってください。

  • 明確な日付を表示する: ページ上で明確な日付を目立つように表示します。
  • 構造化データを使用する: datePublished および dateModified スキーマを使用し、AMP または非 AMP ページの正しいタイムゾーン指定子を指定します。構造化データを使用する場合は、ISO 8601 形式を使用するようにしてください。

ここでもGoogleは構造化データに言及していますし、この記事でも構造化データに言及しています。

求人情報ガイドラインを守って、より多くのトラフィックを集めましょう

今年 1 月、仕事探しをよりスムーズにするために日本でもGoogle しごと検索がローンチしました。ウェブマスターが求人情報の構造化データを設定すると、求職者をあなたのサイトの求人情報に結びつけることにつながり、より関心の高い求職者をあなたのサイトの求人情報に誘導できます。

Googleが構造化データを推奨する大きな理由が、引用元にある「Google ではさまざまな要素に基づいて日付を判断しています」ではないでしょうか。

この記事では日付について書いていますが、その他のものにも当てはまります。

例えば会社の住所でも、会社情報のページに住所が書かれていても、検索エンジンはそれがこの会社の住所であるかどうかは、日付と同様に「さまざまな要素に基づいて判断する」しかありません。

しかし、構造化データを設定すると、はっきりと「この会社の住所はここです」と明記することができるようになり、検索エンジンはより正確にそのページに書かれていることを理解できるようになります。

あとがき

「SEO対策」というと、目先の検索順位に目が行きがちになってしまうかと思います。

先日2016年からSEO対策の新しい兆候が始まっていますという記事を書きましたが、これからのSEO対策は、検索順位を上げるために、まずどのようなホームページなのか検索エンジンに正確に理解してもらうことが必須になってくるかと思います。

検索エンジンに正確に理解してもらう努力をしなくても、偶然上位に表示されることはあるかもしれません。

しかし、どうすれば検索エンジンに有利になるかを知って、それに対処しているサイト・ページの方が、SEO対策で有利になります。

まだまだ構造化データを導入している会社は少ないので、このブログを読んでくださっている方には早めに導入していただいて、早く有利な状況を作っていただければと思います。

構造化データを導入して成功させるには、単に導入すればいいというものではなく、より多く、そしてより正確に情報を伝えられるようにすることが肝心です。

ハルリでは、高度なSEO対策の一環として、構造化データの設定も行っています。

ハルリで制作しホームページはもちろん、他社で制作したホームページに構造化データを追加するサービスも行っていますので、まだ構造化データの導入がお済みでない会社様で、構造化データ導入をご検討されている会社様は、ぜひハルリにご相談ください。